チョイスのセンス

カラオケの存在意義がわからない。

会社の飲み会に嫌々参加した。その日は、トップ・オブ・ウィークの月曜日だったのだが、1次会が終わり2次会のカラオケに行くという月曜日とは思えない展開。そもそも、1次会終了が1時。お前ら元気だな~と心底思った。

で、2次会のカラオケなのだが、私はカラオケが嫌いだ。意味が分からないのだ。歌って何が楽しいの? と常々疑問で苦痛でしかない。しかし、新人の私は帰るわけにも行かない。地獄だ。サラリーマンだ。

私も含めカラオケには、上は60歳から下は23歳までの非常にやりにくい11人で行ったのだが、なぜかタンバリンが11個。うるさすぎる。1個も必要ない。そして、「てか、お前ら落ち着けよ。全員“野に咲く~花のように~”みたいな比較的マイクを通しても静かな曲を歌えよ!」と願っていたのだが、みんなフルスロットル。うるさい曲ばっかり歌って、タンバリンを鳴らしまくって、なんのカーニバルなの? て思う盛り上がりをみせる。よっぽど「蛍の光」でも歌ってやろうかと思ったのだが、クビになりそうなのでやめておいた。

みんな一曲ずつくらい歌うと「山野も歌えよ~」みたいな声がかかり始める。せっかく隅でおとなしくしてたのに。私は自慢じゃないが歌がヘタだ。音痴なのだ。それがカラオケが嫌いな原因の1つだ。しかし、私は新人なので歌わないわけには行かない。なので、Coccoの“手首を切る”だとか、“剃刀を靴下に隠している”だと、“おさげを切り落とした”だとかの歌詞の曲を延々と歌ってやろうかと思ったのだが、「やっぱり山野はあぶない人だったか」と本気で思われそうなのでやめた。

正直な話、最近の曲に疎い私は、周りが歌っている曲の3分の1も分からなかった。いや、古い曲もほとんど分からないんだけどね。だから、本気で何を歌えばいいのか悩むのだ。そこで、好きなアーティストの曲だと思い「ペンギンオーケストラカフェ」があるか探したのだが、あったところで歌詞がない曲なので問題外。じゃ、YMOだ! と思ったのだが、むさい私が「き~み~に胸キュン」とか歌ったら、女性7人男性4人のメンバー構成だったので、女性達が「私たちの誰かを狙ってるよ。山野、キモ~い」ってなりそうなのでやめた。

では、どうするか悩みに悩み、斉藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」を歌うことにした。この曲は案外音痴でも歌えそうな気がしたし、私自身がかなり好きな曲だったからだ。そして、歌い始めたのだが、周りがポカ~ン。どうも、11人中2人(1人は俺)しかこの曲を知らなかったらしい。こういう大人数のカラオケで皆が知らない曲を歌うのはかなりまずい。絶対に盛り下がる。しかし、歌ってしまった。もうね、まったく盛り上がらない。さっきまでのカーニバル状態のタンバリンはどこに行ったのか不思議になるくらいの静寂。そして、お葬式のような空気。そして、腫れ物に触るよな個々の表情。とりあえず、私のヘタな歌声だけがムダにこだまする。

でまぁ、歌いきったのだが、その後は一度も「山野歌えよ~」と言う声はかからなかった。周りは狂気の沙汰のように盛り上がっていたが、私は終始ウーロン茶を飲んでいたら朝になっていた。どうやら幸福な朝食を迎えられないことだけは確かのようだった。それに1次会も私にとっては嫌々の参加で楽しくなくて退屈な夕食だったことを思い出した。


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20140208

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