梅雨空の午後

男らしくないと自覚はしている。

ちょっと前に、自分が原稿を書いた雑誌が初めて書店に並んだ。
堅い雑誌で、しかも、書いたのはたった2ページだけ。
実家に送ったら僕の名前を見つけるの苦労したらしく「お前はウォーリーか!」とツッコまれた。それでも、全国発売される雑誌に自分の名前が載るのはうれしい・・・はずだった。

うれしくない原因は、この雑誌が発売される5日くらい前に、付き合っていた女性にあっけなくフラれたことだ。

原稿を書いていた頃は他の原稿もあり忙しかったが、彼女との関係は良好で幸せだった。

そのため、彼女のことを「忘れよう、忘れよう」と思っているのに、本屋に行き、その雑誌が目に入ると思わず楽しかった日々を思い出し、「あ~ぁ」と言う気持ちになってしまうのだ。

しかも、記念に自分でも数冊雑誌を買ったので、家でも目に入り「あ~ぁ」な気持ちになってしまう。

とは言うものの、少しづつ忘れることに成功し「あ~ぁ」な気持ちになることは少なくなっていた。

しかし、最近、原稿料を振り込んだと言う通知が出版社から届いた。

それを見たとたん、忘れかけていた、彼女との楽しかった思い出が一気によみがえって来た。
そして、また「あ~ぁ」な気持ちに。

そんな気持ちで、通知を開くと原稿料が書いてあった。

「あ~ぁ」な気持ちのはずだが、通知に書いてある数万円という金額を見るとうれしいと感じた。そして、
「お金に生きよう、ひたすら稼ごう、お金は私を裏切らない、いつまで引きずっているんだ、金がすべてさ」と思った・・・
はずがなく、男らしくなく「あ~ぁ、楽しかったな~あの頃」と梅雨の空を見ながら思い出す午後を過ごすのだった。


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20140207

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