グローバル

広い視野で世界を見るのも悪くはないが。

数年前「ダーリンの頭ん中」と言う本が流行った時期があった。テレビでもこぞって国際結婚した人を取り上げていた。国際結婚が流行っているように思えた。

今回の話はそんなブームがひと段落したすぐのことだ。

私は帰宅ラッシュには少し早い時間帯に新宿から電車に乗った。車両はガラガラだった。カップルが1組とサラリーマンと学生がちらほら。後は子供とそのお母さんの組み合わせが何組かだけだ。私はゆったりと座席に座り本を読むことができた。

私の前の席には小学校の2、3年生くらいに女の子が座っていた。その隣では彼女の母親だと思われる女性が睡魔と戦っていた。

その女の子は本を読んでいた。その本が「ダーリンの頭ん中」だった。彼女はとても集中して読んでいる。時には何か頷いているようにも見えた。

私は本を読むの忘れて彼女を何度も見てしまった。

だって、どう見ても彼女はきっと小学校2、3年生だ。まず、ダーリンなんて年じゃないのに「ダーリンの頭ん中」。そして、結婚なんて年じゃないのに「ダーリンの頭ん中」。まして、国際結婚なんて考える年じゃない。でも、「ダーリンの頭ん中」を読んでいるのだ。

コレは一大事だ。日本の男性が結婚できなくなってしまうからだ。そうでなくても、日本の人口は男性の方が多いのに。なぜ、男性の方が人口が多いのか詳しいことは知らないけれど、男の子は生まれた時、体が弱いため亡くなる可能性が高い。だから、自然と多く生まれてくる。しかし、近年は医療が進歩し亡くなる可能性はずっと低くなったため男性の方が人口が多くなるとのことらしい。

つまり、否が応でも、男性が余ることになるのだ。ましてや、国際結婚で日本の女性が外国の男性と結婚すれば、更に日本の男性は結婚できなくなってしまう。

どうにかしたいが、結婚の国際化は「ダーリンの頭ん中」を筆頭に進んでいるようだし、その影響は小さい子にまで及んでいるみたいだから難しい。「ダーリンの頭ん中」ブームが収束したのに彼女は真剣に「ダーリンの頭ん中」を読んでいるのだから、きっとどうにもならない問題なのだろうと当時の私は思った。

そして、私はその日「あぁ~俺は余るのか・・・」と思い、ちょっと離れた所でイチャつくカップルの男性に「お前は勝ち組だよ」っと言ってやりたかった。でも、そのカップルの女性には「国際結婚した方がいいんじゃない?」と真剣に言ってあげたかった。

その電車の中だけで言えば、もちろん私を含めて「ダーリンの頭ん中」を読む女の子の国際的な広い視野は正しかった。


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