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ニホンザリガニ

ニホンザリガニをめぐる冒険

たいして、めぐらないと思う。


来月、ニホンザリガニを探しに北海道に行くので、村上春樹の「羊をめぐる冒険」を読み直している。本当はガイドブックとか読めばいいのだろうけど、ガイドブックを買うお金がない。だから「羊をめぐる冒険」を読んでいる。


「羊をめぐる冒険」は、ざっくり言えば、羊を探しに北海道に行くお話だ。ただ、主人公は1人で北海道に行くのではなく、耳専門のモデルの女性と2人で行く。そう、やれやれと見せかけてワクワクのテンションなのだ。

一方私の「ニホンザリガニをめぐる冒険」は、ざっくりも何も、北海道にニホンザリガニを探しに行くだけだ。もちろん1人で。そう、ワクワクと見せかけて樹海に行くテンションだ。

小説の方はなかなか羊が現れなかったり、イルカホテルで羊博士に出会ったり、途中で耳専用のモデルはいなくなったりとドラマがあるのだけど、私の方はほぼドラマみたいなことはないと思う。と言うかない。

でも、ニホンザリガニに出会えた時は、感動があることを期待している。だって、環境省のレッドリストにニホンザリガニに出会えたわけだから。

ちょっと考えて欲しい。同じくレッドリストに載っているトキ。これが佐渡島に行ったら、普通に港にいた、みたいな事があるだろうか。まず間違いなくないだろう。もし、そんなことがあったら、あるかどうか知らないがトキを守る会みたいな人たちが泣いて喜ぶと思う。

それと同じで、レッドリストに載っているニホンザリガニが札幌の川に普通にいるみたいなことがあるだろうか。先述したトキ理論で行けばない。つまり、ニホンザリガニと出会うことはものすごい感動があるわけだ。羊と変わらないくらいの。

と自分をワクワクさせる毎日の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

日本再発見!

仕事でザリガニ釣りをした。


世間では、学生は夏休み、社会人は盆休みの時期。電車通勤の同僚は女子高生に会えないと嘆いていた。

私はといえば、相変わらず会社には行っているのだが、取り立ててやることもなく脳内夏休みの状態だ。

とは、言うものの何かしたいし、会社に行きたくないし、と言うことで、9月に夏休みを取る事にした。ウチの会社は夏休みが3日しかないので、祝日とかをうまく利用して6連休に。そして、北海道に行きます。

そもそも長期の休みにしかできない、やりたいことが、とりあえず2つあってその一つを叶えるために夏休みを取り、北海道に行くのだ。

その2つのやりたいこととは、「ニホンオオカミを探しに行く」と「ニホンザリガニを捕まえに行く」の2つ。

「ニホンオオカミを探しに行く」はかなりハードルが高い。ニホンオオカミは今から約100年くらい前に絶滅しているからだ。しかし、紀伊半島山間部ではちらほらと目撃情報があるらしい。私の近場では、秩父山系でも目撃情報はあるのだが、紀伊半島には目撃証言を募るポスターが貼ってあったりするらしくく、紀伊半島のオオカミにかける情熱に感化され、紀伊半島にニホンオオカミを探しに行きたいのだ。

でも、これはどう考えても6日間では無理そうなのであきらめた。てか、見つからない。絶対に。

そこで、もう一つの「ニホンザリガニを捕まえに行く」を叶えることにしたのだ。ニホンザリガニはアメリカザリガニなどの影響で現在、環境省レッドリストに載るくらい数の少ないザリガニ。北海道、青森県、岩手県、秋田県でしか見ることができず、さらにその地域に行ったとしても簡単に見れるわけではない。でも、ニホンオオカミよりは簡単そうなので、ニホンザリガニを捕まえに北海道に行くことにしたのだ(北海道に一番いるっぽいので)。

ちなみに、北海道に行ったからと言って、イクラやカニなどは一切食べない。時計台も見ない。ニホンザリガニを捕りに行くだけの計画だ。観光なんてまったくない。例えるなら、アニータに貢いだ日本人男性みたいな感じ(分かりにくい!)。要するに、ニホンザリガニに興味があるわけで、それがたまたま北海道だったと言うわけだ。(アニータが好きで貢いだら、たまたまチリ人だった。あるいは、アニータが好きで貢いだら、たまたま横領した金だったみたいなこと。やっぱり分かりにくい!)

では、そもそもなぜニホンザリガニかと言うと、先日仕事で、近所の川で独りウキウキ気分でアメリカザリガニを釣っていたら、まぁ釣れること、釣れれること。「才能が開花した」と感動。微妙に楽しかった。

そして、私の女性の好みが外人(アメリカ人)より圧倒的に10:0で日本人女性なので、きっとニホンザリガニの方が楽しいぞってことで、北海道に行くわけです。ホント暇人を通り越して頭のネジが外れている気がする。だって、交通費だけで8万円くらいかかるのだから。

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